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チャップリン・独裁者 (1940)

この作品では、チャップリンが一人二役を演じています。

1人は、トメニア国の独裁者・ヒンケルを、

もう1人は、ユダヤ人の床屋役を演じています。

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トメニア国の独裁者・ヒンケルは、ナチスのヒトラーがモデルにされており、国を私物化して、黒いものを白だと言い、気に入らないものや人間は排除するような、歪んだ思想の持ち主です。

そして、そのヒンケルに迫害されるのが、ユダヤ人の床屋とユダヤ人街に住む人達です。

 

 

 

チャップリンの作品は、弱い立場の人達のことを考えて、どの作品も作られている気がします。

とくに、この作品では、そういった人達の幸せや、ささやかな日常を大切に想う気持ちが強く感じられます。

 

本来なら失なわれずに済むものが、独裁者・ヒンケルによって次々に奪われていきます。

 

そして、床屋のユダヤ人と独裁者・ヒンケルを演じるチャップリンが、ラストで6分間の演説をします。

この演説は、本当に身体の芯に響いてきて、心が震わされます!

英語なので、字幕を見なければわからないのですが、字幕を見なくても、なぜか、チャップリンの心が伝わってきます!

 

権力、影響の大きさを間違った方向に利用していくことで得られるものはなく、すべての人を不幸にするだけ(独裁者たちも含め)だと、

全てを失ってから気づくのではなく、

そうなる前に大切なものに気づいてほしいというチャップリンの魂からの声がこの映画からは伝わってきます!

この映画には、どんな時代でも普遍の真理が含まれてるように思います!